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子宮頸がん予防の予防接種(HPVワクチン)について
平成9年度~20年度生まれの女性へのお知らせ
2025年3月31日までにHPVワクチンを1回以上接種した方は、2025年4月以降も残りの接種を公費で受けられることになりました。期間は2026年3月31日までです。
平成9年度から平成20年度生まれの女性の方へお知らせ [PDFファイル/785KB]
高校1年相当( 令和7年4月1日時点で1 5 歳)の女の子は、公費による接種期間の最終年度にあたります
接種は合計3回で、完了するまでに約6か月かかるため、接種を希望する方は、今年の9月までに接種を開始することをご検討ください。
高校1年生の方へのお知らせ [PDFファイル/789KB]
ヒトパピローマウイルス(HPV)感染症の定期予防接種
ヒトパピローマウイルス(HPV)とは
ウイルスの感染がきっかけで起こる“がん”の一つに子宮頸がんがあります。
子宮頸がんは、HPVの感染が原因と考えられています。
このウイルス は、女性の多くが一生に一度は感染するといわれるウイルスです。
感染しても、ほとんどの人はウイルスが自然に消えますが、一部で、がんになってしまう人がいます。
HPVワクチンのメリット
HPVワクチンは一部の感染を防げます。
また、がんになる手前の状態(前がん病変)が減るとともに、がんを予防する効果があることも分かってきています。
HPVワクチンのリスク
接種を受けた多くの方に、痛みや腫れ、赤みなどの症状が起こることがあります。
また、まれに重い症状(重いアレルギー症状、神経系の症状)などが起こることがあります。
接種対象者
対象者 | 生年月日 | 接種期間 |
ワクチンを3回接種していない方(キャッチアップ対象) | H9.4.2~H10.4.1 | 令和7年3月31日までに1回目の接種をしていれば公費で全3回の接種を完了することが可能です(R8.3.31まで) |
H10.4.2~H11.4.1 | ||
H11.4.2~H12.4.1 | ||
H12.4.2~H13.4.1 | ||
H13.4.2~H14.4.1 | ||
H14.4.2~H15.4.1 | ||
H15.4.2~H16.4.1 | ||
H16.4.2~H17.4.1 | ||
H17.4.2~H18.4.1 | ||
H18.4.2~H19.4.1 | ||
H.19.4.2~H20.4.1 | ||
H20.4.2~H21.4.1 | ||
定期接種対象の方 | H21.4.2~H22.4.1 |
小学6年生から高校1年生まで |
H22.4.2~H23.4.1 | ||
H23.4.2~H24.4.1 | ||
H24.4.2~H25.4.1 |
接種間隔について
標準的な接種方法 | 左記の方法をとることができない場合の接種方法 | |
2価 | 1月の間隔をおいて2回行った後、1回目の注射から6月の間隔をおいて1回行う。 | 1月以上の間隔をおいて2回行った後、1回目の注射から5月以上、かつ2回目の注射から2月半以上の間隔をおいて1回行う。 |
4価 | 2月の間隔をおいて2回行った後、1回目の注射から6月の間隔をおいて1回行う。 | 1月以上の間隔をおいて2回行った後、2回目の注射から3月以上の間隔をおいて1回行う。 |
9価 | 2月の間隔をおいて2回行った後、1回目の注射から6月の間隔をおいて1回行う。 | 1月以上の間隔をおいて2回行った後、2回目の注射から3月以上の間隔をおいて1回行う。 |
島外で定期接種を受ける方は、事前に申請が必要です。
詳しくは下記をご確認ください。
HPVワクチンを受けても、
子宮頸がん検診を受けましょう!
子宮頸がんの予防のためには、HPVワクチンの接種だけでなく、20歳から子宮頸がん検診を受けることが大切です。
※子宮頸がん検診は、まちぐるみ健診や実施医療機関で受診できます。