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五斗長垣内遺跡出土品

印刷用ページを表示する掲載日:2026年3月16日更新
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鉄斧鉄器石製鍛冶工具

めいしょう ごっさかいといせき しゅつどひん
区分 兵庫県指定 重要有形文化財
種別 美術工芸品(考古資料)
指定年月日 ​平成24(2012)年2月28日
所有者(管理者) 淡路市
所在地 淡路市生穂新島8番地  (淡路市内の指定文化財マップ<外部リンク> 外部リンク)
時代 弥生時代
数量

総点数688点、サヌカイト砕片一括101グラム、土器546点、土製品3点、鉄器68点、石製工具62点、打製石器4点、剥片5点

 

​ 五斗長垣内遺跡は、淡路島北部の播磨灘を見渡す標高200メートルの丘陵上に営まれた弥生時代後期の鉄器生産遺跡です。石器製作にかかわる石鏃(せきぞく)・楔形石器(くさびがたせっき)・削器(さっき)の他、石製工具(敲石(たたきいし)・砥石・台石)とサヌカイト剥片(はくへん)・破片が出土しています。鍛冶工具と考えられる石製工具は、炉跡を持つ竪穴建物跡を中心に出土しており、鉄素材の加工に使われた敲石・台石と製品の仕上げに用いられた砥石が認められます。
 鉄器には、鉄鏃・板状鉄斧・鋳造鉄斧・刀子・ヤリガンナ状鉄器・鑿状鉄器(のみじょうてっき)・錐(きり)・針・棒状鉄製品・小型工具と板状素材・裁断片が認められる。板状鉄斧は、韓半島からの輸入品で、利器として使用された痕跡はありません。

 本遺跡により、弥生時代後期において石器生産から鉄器生産への変化をたどることができ、炉跡の構造や出土遺物から当時の鉄器を製作する技術も明らかとなった。弥生時代の鉄器製作のあり方、さらには鉄器生産に関わる集落の構造を知ることができる希有な例であり、近畿における弥生時代後期の社会のあり方を知ることができるという点でも重要であるとして、平成24(2012)年に、国の史跡に指定されています。

 その遺跡の価値を理解する上で、欠かすことのできないものであるので、石器製作及び鉄器製作にかかわる出土品として県の文化財に指定されています。

​​リンク

五斗長垣内遺跡

五斗長垣内遺跡発掘調査報告書

淡路島日本遺産委員会HP 五斗長垣内遺跡と出土品<外部リンク>


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