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令和5年度 淡路市の当初予算
(当初予算総額)『534億4,530万円』
一般会計 363億4,000万円
堅実な財政基盤を構築する中、市の地域資源や取組を地域力へと昇華し、将来像に掲げる「いつかきっと帰りたくなる街づくり」を実現するため、これまで重点項目として掲げてきた「特色ある教育の充実」、「企業誘致の積極的な推進」、「総合的観光施策の充実」、「少子化対策」及び「市民の安全・安心対策」の5本柱の更なる推進を図るとともに、新たなステージへのチャレンジとして、大阪・関西万博を追い風とするプロジェクトや脱炭素社会への取組、地域経済の発展を促す人材確保対策など、未来への積極的な投資を行うための予算を編成しました。
市域の基盤整備の最終段階として、大型公共施設の適正な整備と長寿命化を進めるとともに、第1次産業の基盤の充実を図り、「ふるさと淡路島の新時代」を目指します。
それでは、一般会計を中心に予算内容の主なものについて、お知らせします。
歳入を見てみると
市税は企業誘致による事業所や給与所得者の増加から、主に市民税や固定資産税など、前年度と比較して約3億円増の53億9,130万円、寄付金は好調なふるさと納税により、約6億円増の26億150万円を計上しています。
また、市の借金に当たる市債は、令和5年度中の完成を見込む新火葬場整備事業をはじめとして、生穂・佐野地区周辺整備事業や岩屋ポートターミナル整備事業、津名中学校大規模改造事業など、複数の大規模事業に対する借り入れにより、約19億7,000万円増の48億6,480万円を計上しています。
一方で、歳入の約3割を占める地方交付税は、市税の増収や過去に借り入れた地方債の償還終了などにより、約5億5,000万円減の103億1,000万円を計上しています。
※詳細な内訳は、予算参考資料「当初予算のポイント・概要」の5ページに掲載しています。
歳出を見てみると
令和4年度予算額を上回る過去最高額の予算規模となりました。
主な内容として、医療や福祉の充実を図る民生費は、79億7,049万円と、歳出の約2割を占めています。総務費は、好調なふるさと納税に伴う事務費などにより、約6億1,000万円増の52億8,435万円を計上しています。衛生費は新火葬場整備事業などにより、約5億4,000万円増の38億1,516万円、教育費は津名中学校大規模改造事業などにより、約7億4,000万円増の35億9,584万円と、それぞれ前年度より増額の予算を計上しています。
一方、市の借金返済に当たる公債費は、繰上償還額の減額や過去に借り入れた地方債の償還終了などにより約11億7,000万円減の43億579万円を計上しています。
※詳細な内訳は、予算参考資料「当初予算のポイント・概要」の6ページに掲載しています。
予算参考資料
地方消費税交付金が充てられる社会保障4経費その他社会保障施策に要する経費 [PDFファイル/76KB]
当初予算書
津名港ターミナル事業特別会計予算 [PDFファイル/255KB]