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プレコンセプションケア
~将来のために知っておきたいこと~プレコンセプションケアとは
プレコンセプションケア(プレコン)は、性別を問わず、適切な時期に、性や健康に関する知識を持ち、妊娠・出産の希望を含む自らの将来を考え、健康管理を行うことです。特に、若い時期から妊娠や出産の希望を含む自分たちのライフプランを考えて、日々の生活や健康に向き合うことが大切です。早い段階から必要な知識を得て健康的な生活を送ることで、未来の子どもの健康の可能性を広げ、将来の健やかな妊娠や出産にもつながります。今は妊娠や出産を考えていなくても、プレコンセプションケアを実施することで今の自分がもっと健康になり、人生100年時代の満ち足りた自分(well-being)の実現につながります。

いまなぜプレコンセプションケアなのか?
不妊治療の件数が増加しています
2023年には全出生児約73万人のうち約8万5千人が不妊治療により誕生しています。これは約9人に1人の割合です。女性の卵子においては出生時が一番多く、その後は加齢とともに量や質も低下するため、30歳を超えると妊娠率が徐々に低下し、35歳を超えると明らかに低下すると言われています。男性においても加齢により精子の質が低下すると言われています。
リスクある妊娠が増加しています
若い女性のやせと肥満の増加、出産年齢の高齢化などからリスクの高い妊娠が増えています。
自分らしく生きるために
子どもを持つ選択をするかしないかにかかわらず、プレコンセプションケアを実施することで自分が思い描くライフプランを実現できるようにしましょう。
淡路市不妊を心配する方へのペア検査(不妊ペア検査)費助成事業について
プレコンセプションケアを始めましょう
適正体重を維持しましょう
女性のやせ(BMI18.5未満)は、貧血や将来の骨粗しょう症の原因になります。一方、栄養過多や太り過ぎ(BMI25以上)は、将来、糖尿病や高血圧などさまざまな病気のリスクを高めます。やせも肥満も、不妊や妊娠・出産のリスクを高めます。男性の肥満も不妊のリスクを高める報告があり、注意が必要です。
BMI=体重(Kg)÷身長(m)÷身長(m) 適正体重:BMIで18.5以上25未満
適度に運動をしましょう
プレコンセプションケアでは、1週間に150分程度の運動を目安としています。普段運動をする習慣がない方は、今より毎日10分長く歩く・身体を動かすなど、できることから始めてみましょう。
ストレスと上手につき合いましょう
まずは自分がストレスを感じていることに気づくことが大切です。また普段から自分なりのストレス解消法を見つけておきましょう。困ったときには、専門の窓口に相談しましょう。
食事をバランスよく摂りましょう
主食・副菜・主菜・乳製品・果物をバランスよく食べましょう。栄養不足による女性のやせは、貧血・肌荒れ・骨密度や筋力の低下などを引き起こします。月経不順や不妊、低出生体重児の原因になるなど、将来の妊娠・出産にも影響を与えます。特に女性は、鉄分、葉酸、カルシウムを意識して摂取しましょう。葉酸は、赤ちゃんの神経管閉鎖障害の予防につながるため、妊娠前から妊娠初期にかけてしっかり摂るようにしましょう。※葉酸をとるには、緑黄色野菜を積極的に摂取しましょう。サプリメントの活用も効果的です。
喫煙や飲酒を避けましょう
喫煙はがん・心臓病をはじめたくさんの病気を引き起こします。また男女ともに不妊症のリスクが増大し、特に妊娠中の喫煙や受動喫煙は、早産や低出生体重児などのリスクが高まります。赤ちゃんが生まれた後も乳幼児突然死症候群のリスク因子になるなど、その影響はきわめて広範囲です。
妊娠中にお酒を飲むと、アルコールは胎盤を通って赤ちゃんにも影響し、胎児性アルコール症候群の原因になります。妊娠中は禁酒をしましょう。
よい睡眠を心がけましょう
短い睡眠時間や不眠が肥満、高血圧、糖尿病、循環器疾患のリスクを高めることが報告されています。よい睡眠をとりましょう。
感染症に気をつけましょう
若い人の間で、性感染症が増えています。また、感染症の中には、不妊の原因になったり、妊娠中にかかると赤ちゃんの健康に影響を与えるものがあります。気になる場合は早めに検査を受け、その結果によってはワクチン接種も検討しましょう。
関連情報
プレコンはじめの一歩(兵庫県ホームページ)〈外部リンク〉<外部リンク>



