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リスクに対する脆弱性評価

印刷用ページを表示する掲載日:2021年4月1日更新
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評価の枠組み及び手順

強靭化を図るため、想定するリスクに対し、現状の取組や施策における課題(脆弱性) を点検する。

想定するリスク

本計画では、市民生活及び市経済に大きな影響を及ぼすリスクとして、南海トラフ地震、山崎断層・上町断層等活断層地震、日本海地震などに加え、風水害による豪雨、土砂、高潮災害を想定する。

<参考>過去の地震災害及び風水害の発生状況

兵庫県のどこかに震度5弱以上の揺れがあったと推定される地震

番 号

発 生 年 月 日

(推定)規模(M)

 

1

599年5月28日

(推古7年4月27日)

7.0

 

2

701年5月12日

(大宝1年3月26日)

7.0

 

3

745年6月15日

(天平17.年4月.27日)

7.9

 

4

827年8月11日

(天長4年7月12日)

6.5~7.0

 

〇5

868年8月3日

(貞観10年7月8日)

7.0 以上

播磨国地震

〇6

887年8月26日

(仁和3年7月30日)

8.0~8.5

 

7

938年5月22日

(承平8(天慶1)年4月15日)

7.0

 

8

1096年12月17日

(嘉保3(永長1)年11月24日)

8.0~8.5

 

9

1361年8月3日

(正平16年6月24日)

81/4~8.5

 

10

1449年5月13日

(文安6(宝徳1)年4月12日)

53/4~6.5

 

11

1498年9月20日

(明応7年8月25日)

8.2~8.4

 

12

1510年9月21日

(永正7年 8月8日)

6.5~7.0

 

13

1579年2月25日

(天正7年1月20日)

6.0±1/4

 

14

1596年9月5日

(文録5 (慶長1) 年7月13日)

71/2±1/4

 

15

1662年6月16日

(寛文2年5月1日)

71/4~7.6

 

16

1707年10月28日

(宝永4年10.月4日)

8.4

宝永地震

17

1751年3月26日

(寛延4(宝暦1)年2月29日)

5.5~6.0

 

18

1854年12月23日

(嘉永7(安政1)年11月4日)

8.4

安政東海地震

19

1854年12月24日

(嘉永7(安政1)年11月 5日)

8.4

安政南海地震

〇20

1864年3月6日

(文久4(元治1)年1月28日)

61/4

 

21

1891年10月28日

(明治24年)

8.0

濃尾地震

〇22

1916年11月26日

(大正5年)

6.1

 

〇23

1925年5月23日

(大正14年)

6.8

北但馬地震

〇24

1927年3月7日

(昭和2年)

7.3

北丹後地震

25

1927年3月12日

(昭和2年)

5.2

京都府沖

26

1946年12月21日

(昭和21年)

8

南海地震

30

1963年3月27日

(昭和38年)

6.9

越前岬沖地震

◎ 32

1995年1月17日

(平成7年)

7.3

兵庫県南部地震

33

2000年10月6日

(平成12年)

7.3

鳥取県西部地震

〇34

2013年4月13日

(平成25年)

6.3

淡路島付近を震源とする地震

(注1) ○は県内のいずれかに震度6以上の揺れがあったと推定される地震

    ◎は県内のいずれかに震度7の揺れがあった地震

(注2) なお、『鎮増私聞記』によると、1412 年に播磨国で大きな地震が発生したとされている。

県内での主な風水害の発生状況

 

災害の名称

発生年月日

死者

負傷者

被災地域

 

梅雨前線等

梅雨前線による豪雨

昭和7年7月1日~2日

44 人

19 人

主として東播磨地域

梅雨前線による豪雨

昭和13年7月.3日~5日

731 人

1,463 人

県内全域(特に神戸市)

梅雨前線による豪雨

昭和36年6月24日~28日

41 人

119 人

阪神・淡路・東播磨地域

昭和 42 年7月豪雨

昭和42年7月9日

100 人

102 人

阪神・淡路地域

昭和 46 年7月豪雨

昭和46年7月17日~18日

22 人

100 人

西播磨地域

平成 26 年 8 月豪雨

平成26年8月16日~17日

2 人

4 人

主として丹波地域

 

 

 

 

 

 

台風

室戸台風

昭和9年9月21日

281 人

1,523 人

県内全域(特に神戸・但馬・淡路)

枕崎台風

昭和20年9月17日~18日

19 人

62 人

県内全域(特に宍粟、但馬)

阿久根台風

昭和20年10月8日~11日

231 人

92 人

県内全域(特に西播磨、東播磨、但馬)

ジェ-ン台風

昭和25年9月3日

41 人

904 人

県内全域

伊勢湾台風

昭和34年9月26日

19 人

242 人

主として但馬・丹波地域

台風 16 号

昭和35年8月29日

32 人

65 人

主として神戸・阪神地域

第2室戸台風

昭和36年9月16日

10 人

134 人

主として神戸・阪神・淡路・但馬地域

台風 23、24 号

昭和40年9月10日~17日

39 人

765 人

県内全域

前線及び台風 17 号

昭和51年9月8日~13日

16 人

行方不明3人

41 人

県内全域(特に宍粟郡一宮町)

前線及び台風 10 号

昭和58年9月24日~29日

13 人

行方不明1人

16 人

県内全域(特に東播磨・丹波地域)

前線及び台風 19 号

平成2.年9月17日~20日

2 人

12 人

県内全域

台風第 23 号

平成16年10月20日~21日

26 人

134 人

県内全域(特に但馬・淡路)

台風第9号

平成21年8月9日~10日

20 人

行方不明2人

7人

主として西播磨地域

(注)昭和以降の死者 20 人以上の災害に加え、流出土砂量の大きかったもの、海岸被災箇所の多かったもの等を記載している。

起きてはならない最悪の事態の設定

8つの「事前に備えるべき目標」とともに、その妨げになるものとして 35 の「起きてはならない最悪の事態」を設定する。

横断的分野の推進方針

「起きてはならない最悪の事態」全般に係る横断的分野として、「リスクコミュニケーション」「人材育成」「官民連携」「老朽化対策」の4分野を設定した。

広域連携が必要となる取組

「起きてはならない最悪の事態」全般に係る広域的分野として、「国管理施設、県管理施設及び一部事務組合管理施設の整備」を設定した。

評価の結果

脆弱性評価結果の主なポイントは次のとおりである。

インフラの防災対策整備をさらに推進すること

  • 生活・社会基盤の耐震化
  • 防潮堤の整備等、津波対策
  • 災害時の輸送を支える道路ネットワークの構築
  • 港湾機能の強化
  • 治水対策・山地防災・土砂災害対策

市民と行政の災害対応力を向上させること

  • 庁舎等の耐震化
  • 関係機関の連携による救助・救急体制の整備
  • 情報の収集、共有、発信力の強化
  • ハザードマップ等の作成及び周知
  • 避難体制の確保、訓練の実施
  • 地域防災組織の充実
  • 食料、燃料等の備蓄
  • 災害対応の担い手となる人材の育成
  • 防災関連機関、公益的事業を営む企業、近隣自治体や県との連携強化

早期に復旧復興体制を整えること

  • 事業所、金融機関等のBCP(事業継続計画)策定
  • 災害廃棄物処理体制の確保
  • 復旧・復興を担う人材の育成
  • 災害ボランティア活動支援体制の確保
  • 県域を越えた連携強化

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