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石上神社 座相撲

印刷用ページを表示する掲載日:2026年3月16日更新
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座相撲の写真3座相撲の写真1座相撲の写真2座相撲の写真4

めいしょう いわがみじんじゃ すわりずもう
区分 民俗文化財
種別 無形
登録年月日 ​令和5(2023)年3月17日
所有者(管理者)

舟木町内会

所在地 淡路市岩屋1825-41  (淡路市内の指定文化財マップ<外部リンク> 外部リンク)
時代 江戸時代から続く
概要

​ 座相撲の行われる石上神社は、舟木地域の中心部にあり、大小含めて60数体の岩石群の中央部にある巨石を祀った神社です。女人禁制の神社で鳥居の横に拝殿横まで続く女人道があります。弥生時代の遺跡の中心部付近にあり、周辺から大型の器台型の弥生土器が見つかり、古くから人びとの信仰の対象であったと考えられています。石上神社の創建について、詳細な資料は現存していません。『兵庫県神社誌』によると、祭神は素戔嗚尊とされますが、当地では、天照大神ともに大日如来も勧請されていると伝わっています。

 春と秋に「むらぎとう(村祈祷)」と呼ばれる石上神社の例祭が行われます。春は田植前に神事を行うことで稲の順調な生育を祈り、秋は神事と座相撲で豊年万作を祈ります。秋の村祈祷は、江戸時代は旧暦の9月9日に行われてきましたが、現在は毎年10月9日に行われています。

 村祈祷の最も古い記録は、安政4(1857)年の地誌『味地草』の舟木村の岩神の項に記されている「例祭正九両月各九日を用ゆ」であり、岩上神社の例祭として正月と9月ともに9日に行うと記されています。舟木町内会所蔵の慶応3(1867)年「御村神祭り九月九日節日覚帳」には、毎年9月9日に行う村神祭り(秋の村祈祷)について、慶応3年から明治14(1881)年の16年間の「当番」をつとめた4人の名前が記録されています。文献史料には、祭りの詳細な内容について記されてはいませんが、江戸時代後期には舟木で現在行われている民俗行事の形が出来上がっていたものと考えられます。

 秋のムラギトウの神事が終わると拝殿前に莚が敷かれます。すると軍配となる榊を手にした行司役が拝殿を背に南面して正座し、東の「豊力年」と西の「万作」とに分かれた力士2人が膝立ちの姿勢で組みあい、行事が「東は豊作、西は万作、見合って、見合って」と声をかけ、「のこった」の声で相撲を取ります。1組目が4番勝負を交互に勝って2勝2敗で終え、行司役が米粉を水で溶いた「シロモチ」を力士の手にのせて食べさせます。これを2組目、3組目と4番勝負を繰り返し、3組目がシロモチを食べ終わった後、行司役が3組目の力士2人に日の丸の扇子を渡して広げさせ、「東西、6勝6敗で今年も豊年万作」と結び、境内の鳥居の下で直会を行うまでが座相撲となります。


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