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石造十三重塔

印刷用ページを表示する掲載日:2026年3月16日更新
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石造十三重塔

 
めいしょう せきぞう じゅうさんじゅうとうのとう
区分 県指定 重要有形文化財
種別 建造物
指定年月日 昭和42(1967)年3月31日
所有者(管理者) 引摂寺
所在地 淡路市志筑3842  (淡路市内の指定文化財マップ<外部リンク> 外部リンク) 
時代

嘉元2(1304)年8月15日

構造 花崗岩製、切り石積み、高さ5.1メートル
概要

 花崗岩製で、嘉元2(1304)年8月15日の銘があり、淡路島で最古の在銘石塔で、鎌倉時代の代表的な作品です。層塔(そうとう)と呼ばれる仏塔の一種で、鎌倉時代中期に入って花崗岩製の十三重塔が普遍化していきます。鎌倉時代後期に最盛期を迎え、以後は石造品の小型化により室町時代にはほとんど姿を消します。初層軸部の梵字の彫法であることや塔の構造手法などからみて、鎌倉時代中期を下らない造立と推定されています。

 8層から11層の4層と相輪は後補となっています。基礎の格狭間(こうざま)の面は強く膨らみ、輪郭の面より張り出している。側面の各面は、下端に蓮華座を線刻し、その上に舟形の輪郭を彫くぼめ、その内に如来形の坐像を厚肉に刻みだしています。東面は、薬師如来、西面は定印の阿弥陀如来、南北面は、右手を曲げてあげた施無畏印らしく、左手は膝の上に置いた与願印とみられるため釈迦如来と考えられています。

 塔身の刻銘には「右石塔造立志者(判読不能)/宝生如来浮彫/当志筑」、西面には「嘉元二年八月十五日/阿弥陀如来浮彫」と刻まれています。

 創建当初は、志筑の庄屋忍頂寺家の持仏堂、臨池庵の庭にあったものが、昭和20年の終戦後島外に売却され搬出されようとしたのを、昭和23年、地元の篤志家が買い戻し引摂寺へ寄贈されました。

 淡路島の在銘石造品のなかでも鎌倉時代の貴重な石造文化財であるとして、県の重要有形文化財に指定されてました。


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