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江埼灯台が国の重要文化財(建造物)に指定されました!

印刷用ページを表示する掲載日:2022年2月9日更新
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島内で初めての国重要文化財(建造物)に指定

令和4年2月9日付の官報に告示されたことにより江埼灯台が国指定の重要文化財となりました。淡路市の重要文化財は、昭和15年に美術工芸品として指定されている東山寺の木造薬師如来立像と木造十二神将立像に次いで、81年ぶり3件目、建造物では淡路島内初めての指定となります。

江埼灯台

名称 江埼灯台 えさきとうだい
所在地 淡路市野島江崎字小磯17番
所有者 国(海上保安庁)
指定基準 歴史的価値の高いもの 

江埼灯台正面外観工作室

免震装置階段室旧日時計

江埼灯台の歴史


江埼灯台は、明石海峡を眼下に望む淡路島北端、海抜44.5メートルに建つ洋式灯台です。慶応3年に幕府とイギリス公使が兵庫開港に備え結んだ大坂約定で、築造を約束した5つの灯台の一つで、古来から航行の難所として知られる明石海峡において船舶の安全を確保するために計画されました。設計は、幕末から明治時代前期にかけて日本各地の灯台建設を指導した、イギリス人技師リチャード・ヘンリー・ブラントンの設計により建設され、明治4年4月に竣工し、初点灯を行った現役の灯台です。

洋式灯台としては8番目に建設され、明治3年竣工の樫野埼灯台、明治4年2月竣工の神子元島灯台に続く、我が国に現存する3番目に古い灯台です。開国以降、海路の近代化に積極的に取り組んだ日本政府が建設し、交通の要衝である明石海峡を行き交う船舶の安全を守り続けた我が国最初期の洋式灯台の一つとして、近代海上交通史上価値が高いと評価されました。

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