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ナガエツルノゲイトウ クビアカツヤカミキリ
印刷用ページを表示する掲載日:2025年10月21日更新
特定外来生物
特定外来生物とは、「外来生物法」に基づき、生態系、人の生命・身体、農林水産業に被害を及ぼす、または及ぼすおそれがある海外起源の外来種の中から指定された生物です。大半の特定外来生物は飼育、栽培、保管及び運搬することが原則禁止されます。
特定外来生物等一覧
特定外来生物に指定される生き物一覧は下記リンクよりご確認いただけます。
環境省 日本の外来種対策<外部リンク>
兵庫県内で確認されている主な特定外来生物
ナガエツルノゲイトウ

提供:環境省
ナガエツルノゲイトウは、国が特定外来生物に指定している南米原産の水生植物です。凄まじい繁殖力・再生力で、茎や根の小さな断片からも再生可能です。また、水生植物ですが、乾燥に非常に強く耐塩性もあり、陸上や海浜でも生育します。
現在、県内では16市町(※)で確認されています(令和6年9月)。
※神戸市、尼崎市、西宮市、伊丹市、川西市、猪名川町、明石市、加古川市、高砂市、稲美町、播磨町、西脇市、多可町、姫路市、洲本市、南あわじ市
ナガエツルノゲイトウは、国が特定外来生物に指定している南米原産の水生植物です。凄まじい繁殖力・再生力で、茎や根の小さな断片からも再生可能です。また、水生植物ですが、乾燥に非常に強く耐塩性もあり、陸上や海浜でも生育します。
現在、県内では16市町(※)で確認されています(令和6年9月)。
※神戸市、尼崎市、西宮市、伊丹市、川西市、猪名川町、明石市、加古川市、高砂市、稲美町、播磨町、西脇市、多可町、姫路市、洲本市、南あわじ市
クビアカツヤカミキリ

提供:兵庫県
クビアカツヤカミキリは、サクラ、モモ、ウメなど主にバラ科の樹木に発生し、枯死させる特定外来生物です。クビアカツヤカミキリの幼虫は、樹木に寄生し、内部を食い荒らし枯らしてしまいます。
兵庫県では、令和4年6月に、明石市で初めて成虫が発見されました。その後、神戸市(R4)や芦屋市(R4)、西宮市(R5)、三田市(R6)、丹波市(R7)、丹波篠山市(R7)、宝塚市(R7)、川西市(R7)でも成虫・フラス※が発見されるなど、これまでに9市で被害を確認しています。
※フラス…木くずと幼虫が排出するフンが混ざったもの
クビアカツヤカミキリは、サクラ、モモ、ウメなど主にバラ科の樹木に発生し、枯死させる特定外来生物です。クビアカツヤカミキリの幼虫は、樹木に寄生し、内部を食い荒らし枯らしてしまいます。
兵庫県では、令和4年6月に、明石市で初めて成虫が発見されました。その後、神戸市(R4)や芦屋市(R4)、西宮市(R5)、三田市(R6)、丹波市(R7)、丹波篠山市(R7)、宝塚市(R7)、川西市(R7)でも成虫・フラス※が発見されるなど、これまでに9市で被害を確認しています。
※フラス…木くずと幼虫が排出するフンが混ざったもの
ナガエツルノゲイトウ・クビアカツヤカミキリを見つけたら
これらの生物は繁殖力が非常に強く、大きな被害が生む可能性があります。被害拡大を防ぐには、皆さんからの情報が非常に重要な手がかりとなります。
疑わしい植物を見つけた場合は、目撃情報通報フォームから通報をお願いします。
疑わしい植物を見つけた場合は、目撃情報通報フォームから通報をお願いします。
ナガエツルノゲイトウ目撃情報通報フォーム

目撃情報通報フォームURL<外部リンク>
クビアカツヤカミキリ目撃情報通報フォーム

目撃情報通報フォームURL<外部リンク>
リンクから通報、若しくは、
QRコードをスマートフォン等で読み取って通報をお願いします。
QRコードをスマートフォン等で読み取って通報をお願いします。
駆除の際の注意点
ナガエツルノゲイトウ
・刈り払いやすき込みは、ナガエツルノゲイトウを切り刻み、爆発的な繁茂の原因になるため、行わないでください。
・市販の除草剤で完全に枯らすことはできないが、繁茂を抑える効果はあります。除草剤をご使用の際は、適用場所や時期等、ラベル記載事項を遵守してください。
・ナガエツルノゲイトウ発生地で使用している農機具を共用することにより、未発生地へ拡散してしまう可能性があります。発生地で使用している農機具の供用をしない(もしくは使用順番を工夫)、十分に洗浄してから使用するなど、注意が必要です。
・駆除作業後は、定期的に巡回・監視を行い、再生が認められたら直ちに取り除く地道な取組が重要です。
・市販の除草剤で完全に枯らすことはできないが、繁茂を抑える効果はあります。除草剤をご使用の際は、適用場所や時期等、ラベル記載事項を遵守してください。
・ナガエツルノゲイトウ発生地で使用している農機具を共用することにより、未発生地へ拡散してしまう可能性があります。発生地で使用している農機具の供用をしない(もしくは使用順番を工夫)、十分に洗浄してから使用するなど、注意が必要です。
・駆除作業後は、定期的に巡回・監視を行い、再生が認められたら直ちに取り除く地道な取組が重要です。
クビアカツヤカミキリ
・フラス(春~秋)
幼虫は樹木内にいるため通常見えませんが、被害は生きている樹木の幹や根から幼虫が排出するフラスの特徴から、概ね判断することができます。
大量のフラスやうどん状に固まったフラスなど、クビアカツヤカミキリによるものと疑わしい状況を発見した場合は、報告ください。
・成虫(初夏~夏)
成虫を発見した場合は、速やかに物理的に叩き潰す等、捕殺してください。
幼虫は樹木内にいるため通常見えませんが、被害は生きている樹木の幹や根から幼虫が排出するフラスの特徴から、概ね判断することができます。
大量のフラスやうどん状に固まったフラスなど、クビアカツヤカミキリによるものと疑わしい状況を発見した場合は、報告ください。
・成虫(初夏~夏)
成虫を発見した場合は、速やかに物理的に叩き潰す等、捕殺してください。



