本文
令和5年4月1日より ヘルメット着用が努力義務化になりました
令和5年4月1日より ヘルメット着用が努力義務化になりました
自転車は、小さなこどもも使える身近な交通手段ではありますが、交通事故の被害者になるだけでなく、加害者となってしまう事もあるんです。
知っているつもりの交通ルール。気づかないうちにルールが変わっているかもしれません。
大変なことになる前に、もう一度見直してみませんか?
自転車を利用する人は ヘルメットの着用を
道路交通法の一部改正により、令和5年4月1日から、自転車に乗車の際はヘルメットの着用が努力義務となりました。従来ヘルメット使用については、児童又は幼児を保護する責任の在るものの遵守事項とされていましたが、改正法の施行後は、全ての自転車利用者が、乗車用ヘルメット着用に努めなければならないこととなります。
乗車用ヘルメットは 命を守る!
自転車の事故が増えている中で、残念ながら亡くなられる方も多くいます。自転車乗車中の死亡事故で、命を左右することとなった一番の損傷部位はどこだと思いますか?
答えは「頭」です。
「自転車乗車中死者の致命傷の部位」の平成29年から令和3年までの5年間合計で、乗車中ヘルメットを着用していなかった方の致死率(死傷者数に占める死者数の割合)は、着用していた方に比べて約2.2倍も高くなっていることが確認されています。
いつ起こるか分からない交通事故。交通事故の被害を軽減するためには、頭部を守ることがとても重要です。
買い物や通勤・通学等、自転車に乗る時はヘルメットを着用して、頭部を保護し、命を守りましょう。
自分の自転車スタイルに合わせて、お気に入りのヘルメットを選んでみてはいかがでしょうか?
守りましょう!「自転車安全利用五則」
自動車と同じように、歩行者にも自転車にも守るべき交通ルールがあるんです。
1:車道が原則 左側を通行。歩道は例外 歩行者を優先
自転車は「車」の仲間です。歩道と車道の区別がある道路では、車道通行が原則です。車道を通行する場合は、左側に寄って通行しましょう。
歩道は歩行者優先道路です。歩道を通行できる場合でも、車道寄りの部分をすぐに停車できる速度で通行しましょう。歩行者の通行を妨げるときは、一時停止しなければいけません。
2:交差点では信号と一時停止を守って 安全確認
信号機のある交差点では、信号に従って安全を確認してから通行しましょう。
一時停止の標識がある場所や踏切などでは、必ず止まって、左右の安全を確認しましょう!
発進するときは「右後ろ」の確認も忘れずに!
3:夜間はライトを点灯
無灯火では安全確認が十分にできません。
車や歩行者からも見えにくく、大変危険です。夜間は必ずライトを点灯しましょう。
4:飲酒運転は禁止
自転車も「車」。飲酒運転は禁止です。
お酒を飲んだら運転しないでくださいね。
5:ヘルメットを着用
自転車を利用するときは、事故による被害を軽減させるために、ヘルメットを着用しましょう。
令和5年4月1日からは、子どもに限らず、自転車に乗る人全員の努力義務となりました。
ぶつかってしまったら 必ず警察に連絡を!
交通事故は、車とだけではなく、歩行者や自転車とぶつかっても交通事故となります。
何もせずに、その場から立ち去ってしまうと、ひき逃げ・当て逃げになってしまいます!
もしも 交通事故を起こしてしまったら・・・
起こしたくて起こすわけではない「交通事故」
万が一、交通事故を起こしてしまった場合は 落ち着いて 次の行動をとりましょう。
- 相手や自分にケガがないか確認!
- 近くの人に助けを求めましょう!ケガがある時は、119番通報を。
- 歩道など車が来ない「安全な場所」に避難を。
- 110番通報し、警察への連絡を。
自転車に限らず、道路を通る時には「来ないだろう」「大丈夫だろう」とは思わずに
「来るかもしれない」「危ないかもしれない」と 予測と確認を忘れないでくださいね。