平成31年度 淡路市の当初予算
(当初予算総額)『442億1,843万2千円』
一般会計 286億3,400万円
本市の新たなまちづくりの将来像である『いつかきっと帰りたくなる街づくり』を実現させるため、誰もがいつまでも「安全」、「安心」で快適な生活が送れるよう、「特色ある教育の充実」、「企業誘致の積極的な推進」、「総合的観光施策の充実」、「少子対策」及び「市民の安全・安心対策」に、予算を重点配分しています。
また、まちづくりの指針である「第2次淡路市総合計画」を基軸として、「淡路市地域創生総合戦略」に基づく、持続可能な人口規模を見据えた人口減少対策、「淡路市公共施設等総合管理計画」に基づく、公共施設等の長寿命化や最適化対策など、「中長期的な視野に立った施策」を展開し、市政15年目を迎え、新生淡路市として、身の丈に合った持続可能な財政基盤の構築と今後予定されている大型事業を推進するための予算編成となっています。
それでは、一般会計を中心に予算内容の主なものについて、お知らせします。
歳入を見てみると
市税のうち、市民税では漁業者の所得の減少による影響を見込みますが、固定資産税では新築住宅による増加を見込み、対前年度比0.3%(1,650万円)増の49億1,690万円となっています。
市の借入金に当たる市債では、防災行政無線デジタル化整備事業などの実施により、対前年度比17.9%(4億1,660万円)増の27億4,860万円、県支出金では、農水産業への補助金等の減額により、対前年度比20.7%(5億5,432万円)減の21億2,118万円となっています。
また、本市の歳入の約4割を占める地方交付税では、合併算定替経費の段階的縮減割合が5割から7割に増えることなどにより、対前年度比2.9%(3億2,000万円)減の106億8,000万円となっています。
歳出を見てみると
医療や福祉の充実に係る民生費が、全体の26.6%を占めており、市の借入金の返済に当たる公債費が16.6%、市有財産の管理や一般行政事務の総務費が12.7%となっています。
歳出の主な増減については、農林水産業費では、漁業経営構造改善事業や農業集落排水事業特別会計の廃止に伴う繰出金の皆減などにより、対前年度比24.4%(5億2,624万円)減の16億2,740万円、土木費では、南部生活観光バス事業や道路維持事業などの事業費の減少により、対前年度比8.1%(2億5,107万円)減の28億3,816万円、消防費では、防災行政無線デジタル化整備事業などにより、対前年度比57.3%(5億8,562万円)増の16億819万円、教育費では、津名図書館の新築や津名温水プールの改修などにより、対前年度比8.4%(1億6,898万円)増の21億8,223万円となっています。
予算参考資料
地方消費税交付金(社会保障財源化分)が充てられる社会保障4経費その他社会保障施策に要する経費について [PDFファイル/6KB]
当初予算書
津名港ターミナル事業特別会計予算 [PDFファイル/100KB]