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絵島は平清盛の愛した美しい小島です

印刷用ページを表示する掲載日:2017年4月10日更新 <外部リンク>

淡路市岩屋港そばの絵島

淡路市の北、高速船のジェノバラインが発着する岩屋港のすぐ側にある絵島は、平家物語の月見(巻五)にも登場する美しい小島です。1180年、福原に新都が移された頃、貴人たちが、舟を出して、絵島を愛でながら歌会を催したと記されています。

西行法師
「千鳥なく 絵島の浦に すむ月を
  波に移して 見るこよひかな」(山家集)

(歌意:千鳥の鳴いている絵島の浦の澄んだ月を、波に移して見ている。今夜の月は何と美しいことだろうか。)

もうひとつ、前左兵衛督惟方が、粋な和歌を詠んでいます。
「帰りきて とふひとあらば 見すばかり
絵島をこれに うつせとぞ 思ふ」(玉葉集)

歌意:帰ってきた時、みやげ話を求める人があったら見せられるように、有名な絵島の景色をこの扇に写してきて欲しいと思って、絵のない扇をあなたに差し上げるのですよ。

この歌は、藤原惟方が。藤原資隆が塩湯(今でいう温泉治療)を浴びに淡路の方へ行くとき、絵のない扇を送る際、扇の片隅に書き付けた歌だそうです。

洒落た粋なことをするものですね。
現在においても、このようなやり取りがあれば、素敵だと思いませんか!