淡路市高齢者保健福祉計画及び第8期介護保険事業計画(案)に係るパブリックコメントの結果
印刷用ページを表示する掲載日:2021年2月17日更新
「高齢者保健福祉計画及び第8期介護保険事業計画(案)」に係る意見募集(パブリックコメント)の結果は次のとおりです。
ご意見をお寄せいただきありがとうございました。
1.意見募集期間
令和3年1月15日(金曜日)~令和3年1月29日(金曜日)
2.意見提出者
市内に住所を有する者:3
3.意見要旨及び市の考え方
パブリックコメントの結果について | ||
1.実施期間 令和3年1月15日(金曜日)~令和3年1月29日(金曜日) | ||
2.意見提出者 市内に住所を有する者:3名 | ||
3.意見の趣旨及び市の考え方 | ||
No. | 意見の要旨 | 市の考え方 |
1 | 利用料や保険料の増加とならないよう、基準外の繰り入れや基金活用での保険料上昇抑止、引き下げを求める。 | 第8期の保険料算定にあたり、介護給付費準備基金の取り崩しを検討し、上昇の抑制に努めます。 利用料は、サービス利用の増加によって上昇します。これを抑制するには、自立した生活をできる期間を介護予防によって引き延ばし、介護を遅らせることが最も有効な策と考えています。 要介護状態になったとしてもできるだけ今の体力を維持できるよう、また、自分でできることの喜びや幸せな時間を生涯感じながら暮らしていただけるよう、工夫していきます。 |
2 | 年金は0.1%引き下げの提案があるのに、高齢者医療の窓口負担が原則1割から2割に上昇するようだ。 高齢者の生活は一層困難となる。 保険料の決定は、この状況を真摯に受け止め、負担軽減に努めること。 | |
3 | 介護報酬を引き上げ、魅力ある職業にしていかなければ、人手不足で介護をしてもらおうとしても利用できなくなる心配がある。 | 介護サービスの円滑な運営には、介護人材の確保が重要です。当市の人口推計から、今後の生産人口の減少が見込まれており、地域の活力維持や地域運営の支え手を確保することが困難になるため、介護人材の確保もより一層難しくなると認識しています。 持続できる地域づくりのために、本計画によってできることは、健康寿命の延伸の実現であり、効果を検証しながら施策を推進します。 介護の仕事の魅力を伝える方法のひとつとして、多世代交流を促進して、高齢者や介護に触れる自然な機会の創出を検討します。介護の仕事は、気持ちや人生に触れ、人生の価値を高める尊い職業です。そこで、身につけられる応対は、これからの時代、より求められるであろう人対応としての技能が凝縮されています。介護の仕事を通して体得できる「もてなし、立ち振る舞い、感性」などを多くの人に知っていただき、関係者と考えを出しあいながら、地域を守る憧れの職業となるべき発信をしていきます。 |
4 | 施設サービスで地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護は、原則要介護3以上でなければ利用できないのは不当である | 平成26年12月12日発出された「指定介護老人福祉施設等の入所に関する指針について」をもとに入所判定をしています。日常生活を営むことが困難な場合の特例取り扱いもあり、状況に応じた対応を入所判定委員会で決定をしています。 |
5 | 介護保険財政の国の負担割合を引き上げるよう要望して欲しい | 国の負担割合は、制度により定められています。なお、国への要望については、県内他団体と足並みを揃えていきたいと考えます。 |
6 | 低所得者の負担割合が増えないように注意すること | 国・県の負担割合は、制度により定められています。第8期の保険料算定にあたり、介護給付費準備基金の取り崩しを検討し、上昇の抑制に努めます。また、低所得者の方は、国の制度により保険料が軽減されています。高額介護合算及び高額医療介護合算によって利用者負担を軽減する措置を継続いたします。 |