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教職員の勤務時間の適正化について

印刷用ページを表示する掲載日:2016年6月13日更新
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教職員の勤務時間の適正化について

 学校を取り巻く状況が急激に変化する中、教育活動のさらなる充実を図るためには、教職員が時間的・精神的に落ち着いた環境のもとで、児童生徒としっかりと向き合うことが重要です。
 教職員は、日々授業を行う以外に、教材研究、学級事務、校務分掌、行事準備、放課後の補充授業や部活動、教育相談等、多忙を究めております。退勤後の持ち帰り仕事、土日の部活動等、統計に表れない超過勤務はかなりのものになります。そんな中、児童生徒と向き合う時間を確保するための時間的余裕と心通い合う生活指導を行うための精神的余裕を持つために、以下の2つのことに重点をおいて、今年度進めてまいります。

教職員定時退勤日の実施にあたって

 学校を取り巻く環境が大きく変化する中、児童生徒の生きる力を育み、学力の向上やいじめ等の様々な問題を解決していくためには、教職員が児童生徒とじっくりと向き合う時間を確保することが重要です。
 平成24年度に兵庫県教育委員会が県内の小・中・高等学校及び特別支援学校を対象に実施した「教職員勤務実態調査」の結果は、教員の平日1日あたりの平均労働時間は10時間46分となっており、その時間的・精神的負担が増大していることが判明しました。
 そこで、兵庫県教育委員会では、平成25年度より、週1回以上の「教職員定時退勤日」を県内すべての学校において設定・実施するよう、各市町教育委員会に依頼しています。
「教職員定時退勤日」の実施により、教職員のワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)を実現することで、すべての教職員が精神的なゆとりを持って、一人一人の児童生徒に向き合うことのできる環境づくりを進めることとしています。
 ※淡路市の小・中学校では「教職員定時退勤日」の設定は各校が実情に応じて定めています。

「ノー部活デー」の実施にあたって

 長時間・長期間にわたる過度な部活動により、スポーツ障害の要因だけでなく、心にも疲弊をきたすことが問題となっています。また、学校を取り巻く環境が大きく変化する中、学力の向上やいじめ等の様々な問題を解決していくためには、教職員が生徒とじっくりと向き合う時間を確保することも重要です。
 そこで県教育委員会では、生徒のゆとりある生活の確保とスポーツ障害等の防止、教職員が生徒と向き合う時間を確保するため、部活動の休養日を設ける「ノー部活デー」を、県内すべての学校において設定・実施するよう、各市町教育委員会に依頼しています。
「ノー部活デー」の実施により、休養や規則正しい生活は、科学的にもケガの防止や効率的な活動につながり、家族とのふれあいや趣味等の時間をもつことで、生徒や教職員の心身のリフレッシュを促し、生徒に向き合う時間と生徒のゆとりある生活と実りある運動部活動が実現できる環境づくりを進めることとしています。

○「ノー部活デー」の設定

(1) 平日は、最低週1 日以上は部活動を行わない。
(2) 土曜日・日曜日等の休業日は、最低月2回以上は部活動を行わない。また、試合やコンクールにより実施できなかった場合は、平日に代替日を設ける。

 以上、2点を淡路市教育委員会として進めて参りますが、基本的には、各学校が実情に応じて取り組んで行くことになります。

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