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淡路市の子供たちから東北の子供たちへ「メッセージキルトプロジェクト」
市内小中学校の生徒たちが送る被災者への心の支援
2011年3月11日に発生した巨大地震により引き起こされた東日本大震災。震災発生から約4ヶ月が経った今、16年前に阪神淡路大震災を経験した淡路市では、子供たちが中心となり被災者の心の支援に乗り出しました。
それは、市内小中学校に通う子どもたち一人一人が、15cm四方の白い布に、被災地の子どもたちを励ます応援メッセージを描き、それを繋げて大きなメッセージキルトを作る、というものです。
キルトに綴られた子供たちの思い
現在、淡路市の学校に通う中学生以下の子どもたちは、阪神淡路大震災を知らない世代となりましたが、今回のプロジェクトを通して、子どもたちは周りの大人から16年前の震災についての話を聞き、この度の被災地の人々に思いを馳せ、今自分に何ができるかを考える機会にもなったようです。
「取り戻そうみんなの笑顔」「あきらめないで!」「絆」など、子どもたち一人一人の思いがキルトに綴られていきました。